院長の症例日誌

上顎の残存歯を抜歯、同時にインプラントを埋入し仮歯まで。

骨の状態にもよりますが今回は６本で支えています。

下顎には以前に３本埋入し待っている状態です。

上顎フルマウス抜歯即時埋入即時負荷（オールオンフォーと言われる治療法です。）
４本のインプラントで１２本の歯を支える治療法です。
インプラントの究極の治療法と言えるかもしれませんが、特に上顎では骨質、上顎洞
など様々な問題からリスクも高く、難易度も高いと言えるでしょう。
ただ、患者さんのメリットは大きいです。

上顎は全てインプラントによる固定式の治療です。

顎の骨が細い場合、幅が足りないので骨を割って幅を増やしてインプラントを埋入する方法です。骨の隙間には、自家骨といわれる自分の骨を採ってきて、充足します。
比較的難易度の高い治療と言えるでしょう。

単独歯の抜歯即時埋入です。
治療期間が短縮できる、手術回数を減らせるなどメリットも多いですが
症例を選ばないと、どんな時でもできるわけではありません。
簡単そうですが、有る程度の経験は必要と思われます。

上下共に残存歯が少ないので、義歯を使用していたのを
インプラントで治療した症例です。
前歯触っておりませんが、その他はすべてインプラントです。

両側臼歯部のインプラント治療例です。
義歯でしか噛めなかった所がインプラントとなり取り外しが不要となり固定式なのでなんでも食べられます。
下顎は比較的治療期間が短くできるので、この場合の治療期間は５ヶ月くらいです。
治療難易度は低いです。

下顎総義歯をインプラントの固定式にした治療です。
埋入と同日に仮歯をいれて負荷をかけるため、リスクのある治療法ではありますが、患者様はその日に固定式の歯が入って物が食べられるという点でメリットの大きい治療法と思われます。治療難易度はそんなに高くないですが、有る程度の経験が必要です。